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お家が好きになるために

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家の内装をあ~だこ~だと悩み、インテリア的なものを悩んだり、仕事では設計の仕事を普段からやってるのに自分の家に対しては少しも愛着のわかない私・・・。
住み始めの時期なんて目も当てられません。
臭さや汚さでキーッ!となり、さらに虫の発生で我慢の限界に・・・。
嫌な所を発見するたびにイライラーッとして『ここぶち壊してやろうか。』とか『いっそのことここ放火してやろうか』と考えるくらいのイライラ具合でした。
でも、だからって転居を考えたり、まして新居を考えれるわけでもないから・・・。
だからダンナにねだって好きな家具やインテリアをそろえたりなんかして満足してます。
そんな私、昨日車の中で、『ハァ。家嫌やな。』とボソっとつぶやいてしまいました。
言った後でシマッタ!!と思ったけど時すでに遅し。。。
夫が悲しそうな顔で、『家が嫌なんて言わない約束やったやろ??』と
言うてました。私サイテー。サイテー。サイテー。
私が家に対して愛着もなんもないこと、夫は重々分かってます。だから、私が家にいるときに快適に過ごせるようにお掃除もしてくれるし虫もとってくれるし家具だって私好みのものにしてくれてます。そんな夫に対してひどいことを言ってしまって深く反省しました。。。

で、我が子の為にと思って始めたお掃除計画。
今では自分の為になってます。
昨日夫は週一回しかない休みなのに、一階和室、仏壇、レンジフードなどをピッカピカにしてくれました。ピカピカにしてくれたらちょこっと家が好きになりました。

押入れはふすまを取っ払って臭いを消す作業から始めました。
もうひどくって、何十年も放置されてた押入れだったから、私も開けるのん怖かったん
ですわ。臭いももうひどくって、ふすま取っ払った3日くらいは2階にまでタバコのヤニ
やらカビやらの臭いが上がってくる始末。でも夫が重曹やらアルコールやらで綺麗に
掃除してくれて、ようやく荷物が放り込める状態にまで復活しました。

この押入れの物はベビ造のもので、畳を綺麗にする作業の為にとりあえずの仮置場です。
押入れの中もこの後綺麗にしていきます。
畳もひどいよね??
30年も前のものだから変色してるし変形してるし、畳と畳の隙間からダンゴムシやらナメクジ、ゲジゲジ、その他見たことない虫がニョロニョロでてくるわけですよ。
だからガムテープでふさいでやりました。見た目悪いけど、今だけです。
これから変身させますよ~!

続いて、ずっとずっと嫌で仕方なった扉。
この扉も今養生テープはってスタンバイ。色塗ってやろうと思います。

次はキッチン。

ここもお金かけずに改造していきます。

この家、30年前はたぶんモダンなお家だったんだろうと思います。
注文住宅だし、畳だって、今主流の安い畳じゃない。
扉も木目のプリントしたやつじゃないすごい重厚なやつだし。
夫はなんでも好きなようにやっていいよ。って言ってくれてます。
なので、少しでもお家が好きになるように、好きなように改造していきたいと思います。
まだまだ手を加えたいところがテンコモリ。
お家の改造、やり始めたら楽しくてはまりそうだわ。

こんなふうに、私が思えるようになったのも、わがままな私をいつも気遣ってくれる旦那様がいたから。
あんなに優しくて思いやりのある素敵な旦那様がいつもそばにいてくれるこの家を、嫌だなんてよく言えたものです。
もしかしたら、あまりにもこの家に住んでいることが当たり前すぎて、有り難味を忘れていたのかもしれませんね。
そして、旦那様がそばにいてくれることも当たり前のようになってしまって、感謝の気持ちが薄れていたんだと思います。
家をきれいにすることは、家が嫌いな自分の為にしようとしていましたが、今回のことで、大切なことに気づきました。
私は、家族が快適に過ごせるように改造していきたいです。
ちょっとした気持ちの違いですが、自分のためにするのと、家族を喜ばすためにするのとでは、モチベーションが全然違うことに気がつきました。